ポッコリでたお腹が引っ込む横隔膜の鍛え方

ポッコリお腹の原因

 

ポッコリお腹になってしまう原因はいくつかあり、人によってそのどれかがあてはまったり、そのうちのいくつかが重なっていたりします。しかし、ポッコリお腹の原因として、いちばん大きなものと考えられることは、筋力の低下です。

 

下腹部の筋肉は、普段あまり運動をしていなかったり、楽な姿勢ばかりしていると、すぐに落ちていってしまいます。さらに加齢によって基礎代謝が低下し、筋力が低下していくと、下腹がポッコリしやすくなります。

 

また下腹部の筋力低下から引き起こされる、骨盤などのゆがみもポッコリお腹の原因となります。
  • 腹筋や大腰筋などの下腹部あたりの筋力が低下すると、それらについている骨盤や背骨などがゆがんでしまい、特に骨盤は前に倒れるような状態になってしまいます。
  • これによって骨盤の前面にある内臓が下の方に垂れだし、押し出されてポッコリお腹の原因となるのです。さらに腸機能の低下もポッコリお腹の原因となります。これらの原因に加えて、横隔膜のたるみが内臓を下の方に押し出し、ポッコリお腹となるという説もあります。

横隔膜は内臓のすぐ上に位置していますし、呼吸をする時には上下に動く部分です。この部分が下方に弛んでいると、内臓も下方に押し出されてしまうことになります。逆に、横隔膜を鍛えればポッコリお腹の解消につながる可能性があるのです。