ヨガの呼吸法

ヨガの呼吸法は腹式呼吸が基本です。
へその下の丹田と呼ばれるところを意識しながら、お腹から呼吸をするようにします。この腹式呼吸法は、人間を含む哺乳類のもつ本来の呼吸法であって、横隔膜を動かして肺の周りを大きくしたり小さくしたりすることで呼吸を行うために、横隔膜式呼吸法とも呼ばれています。

腹式呼吸を正しく行なうには、まず背筋をきちんと伸ばして正しく座ります。おへその下の丹田に力をいれながら手を当て、鼻から息をゆっくりと吐いていきます。息を吐いたら、手の力を緩め、今度は息をゆっくりと息を吸っていきます。これをだいたい5分ほど繰り返えします。

慣れてくると、さらにゆっくりと呼吸ができるようになりますので、さらに長く続けていっても良いでしょう。この後、手の平を上向きにして膝の上において目を閉じながら、ゆっくりと息を吐き、またゆっくりと息を吸っていきます。