ポッコリでたお腹が引っ込む横隔膜の鍛え方

複式呼吸で横隔膜を鍛える

 

横隔膜が衰えると、胃腸が落ちてお腹がたるんでいくという考え方があります。

  • 呼吸をする為に、胸の部分で上下に動いているのが横隔膜ですが、この横隔膜が伸びてしまい、正常に動かない事があるようなのです。
  • その最大の原因に凹円背があります。この凹円背とは、お腹が突き出て背中が丸まっている姿勢のことをいいます。座り方が悪いと、お腹の腹筋群や背中の柱起立筋を弱めてしまい、凹円背を引き起こす原因となってしまうのです。

 

こうしてみると、呼吸と姿勢の問題が横隔膜の重要な役割を阻み、下腹がポッコリとしてしまう原因となっているようです。そこで、横隔膜を鍛えて、内臓を正常な位置に引き戻すことを考えましょう。

 

  1. まずは、横隔膜を大きく動かす腹式呼吸を覚えることで、横隔膜を鍛えましょう。
  2. 仰向け姿勢での呼吸は、横隔膜を鍛えるのに効果があるようです。
  3. 横になる事で背中が床に固定され、内臓の重みから解放されるからです。

手をお腹に載せてお腹の膨らみをしっかり感じるようであれば、複式呼吸ができています。さらに、お腹の上に重りを載せて腹式呼吸の練習することによって横隔膜が鍛えられます。

 

みぞおち部分に500ミリリットルのペットボトルを載せ、上下に大きく動くように呼吸をしましょう。そのときに、鼻から4秒ほど吸って、口から8秒ほど吐くのがポイントです。また、横隔膜が動きやすいように、食後2時間以上経ってから行ったほうが良いと思います。